愛されたくて、400万円を失った: レズ風俗で出会った女性たちが教えてくれた、本当の愛
これは、著者自身の実体験をもとに綴ったノンフィクションです。
愛されたかった。
ただ、それだけだった。
好きな女性に必要とされたくて、お金を使い続けた。
もっと喜ばせれば、いつか自分を選んでもらえる。そう信じた私は、副業や投資にも手を出し、気づけば約400万円を失っていた。
誰にも相談できないまま借金を背負い、絶望の中で見つけた仕事が「レズ風俗」だった。
借金を返すため、身を削って働く。
初めは、それだけのつもりだった。
しかし、そこで出会ったのは、誰にも言えない思いを抱えた女性たちだった。
自分の恋愛対象が分からない人。
女性への片思いを打ち明けられない人。
性経験がないことを恥じている人。
自分の身体を愛せずにいる人。
「こんな悩み、初めて人に話しました」
そう言って涙を流す女性たちに寄り添ううち、私は少しずつ気づいていく。
愛されるために、自分を犠牲にしなくていい。
誰かに選ばれなくても、自分の価値はなくならない。
失敗しても、人生は終わらない。
母と同じ年齢で結婚するものだと思っていた少女時代。
男性との恋愛で抱え続けた違和感。
女性を好きになったことで、初めて知った本当の自分。
愛を失うことを恐れ、400万円を失った日々。
そして、借金を完済してもレズ風俗嬢を辞めなかった理由——。
これは、愛されたくて自分を見失った一人の女性が、さまざまな女性の孤独に触れながら、自分自身のもとへ帰っていくまでの物語です。
誰かに愛されるために、無理をしてしまう人へ。
周囲が決めた「普通」に、自分を合わせることに疲れた人へ。
自分が何者なのか分からず、一人で悩んでいる人へ。
何も差し出さなくても、あなたはここにいていい。
本当の愛を知るために、最初に必要だったのは、自分を見捨てないことでした。
※登場人物のプライバシー保護のため、氏名、地域、時期、職業、人物背景などを変更し、一部のエピソードを再構成しています。
【本書の内容量】
本文:約35,000文字
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