電験三種 入門: 参考書を開く前に読む、電気室から始める4科目の見取り図

電験三種 入門: 参考書を開く前に読む、電気室から始める4科目の見取り図

$5.62

電験三種の参考書を買ってきて、理論の最初の数ページで閉じた人へ。参考書をもう一度開く前に読む本です。

問題は1問も載せていません。計算の手順も教えません。この本が引き受けるのは、参考書の前の1段だけです。

式から入るのをやめて、部屋から入ります。6,600ボルトで電気を受けている、6階建ての事務所ビルの電気室です。扉を開け、金属の箱の列を、電気の入ってくる順にひと回りします。区分開閉器、断路器、遮断器、変圧器、配電盤。箱の1つずつに、切る、測る、見張る、変える、という役目があります。

電験三種の4科目は、この部屋と別の話をしているのではありません。部屋に届くまでの電気を見ているのが電力、箱の中身と電気の行き先を見ているのが機械、部屋を安全に保つ決まりを見ているのが法規、その全部を語るための言葉が理論です。4冊の参考書は、同じ設備を4つの方向から見たものです。

【中身】

・第1章 この試験は、何を任せるための試験か(4科目と時間、60点という線、科目ごとの持ち越し)

・第2章 電気室の扉を開ける

・第3章 電気はどこで作られたか ── 発電所

・第4章 なぜ高い電圧で送るのか ── 送電・変電・配電

・第5章 変圧器という箱

・第6章 回るもの ── 電動機と発電機

・第7章 切り刻む・制御する・照らす・温める ── 機械のもう半分

・第8章 理論という言葉

・第9章 守るための決まり ── 法規と施設管理

・第10章 問題用紙の見取り図

・第11章 何回で、どの順に取るか

・第12章 最初の1か月

・付録 電気室の設備と4科目

【問題用紙の何番に、何が出るか】

公表されている令和4年度上期から令和7年度下期までの8回・528問を読んで、分野に分けて数えました。8回とも同じ分野が出た問番号は、理論で12個、電力で6個、機械で9個、法規で3個ありました。どの章も最後の節で、その章の話が4科目のどれに当たり、問題用紙の何番に出るかへつなぎ直します。

図は14点。どれも白黒の端末で読めるように描いてあります。

読み終えたとき、4冊に見えていたものが、1つの部屋の別の面に見えているはずです。

本書は2026年10月時点の公表情報にもとづきます。試験の制度や日程は変更されることがあります。受験の際は、試験実施機関の公表資料で最新の情報をご確認ください。

※本書は独自に編集したものであり、試験を実施する機関および関連する団体とは一切関係がありません。試験名・資格名は、各機関の商標または登録商標です。

※権利について:著者名「内山 大」は出版者(和夕文庫)自身の筆名であり、実在する第三者の氏名ではありません。本文は全文を出版者自身が書き下ろしたもので、第三者の著作物の転載・引用は含みません。表紙は出版者自身が制作したもので、第三者に権利のある写真・イラスト・フォントは使用していません。書籍情報・本文・表紙はいずれも権利上問題なく使用できるものです。

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